2011年07月18日-07月22日
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江西省 7カ国の農業技術者にハイブリッド米採種技術研修

2011年07月19日

 江西省農業科学院と国際稲研究所(IRRI)は江西省宜黄県でこのほど、第2回国際ハイブリッド米採種技術研修講座を開催した。世界7カ国の農業技術者14人が参加し、ハイブリッド米の育種、種生産などの技術を学んだ。新華網が伝えた。

 江西省農科院水稲研究所の陳大洲所長は、「ハイブリッド米採種技術の研修講座は江西省農科院とIRRIが主催する国際協力プロジェクトだ。第1回ハイブリッド米採種技術研修講座は昨年実施された。2回目となる今回の研修講座には、米国、コロンビア、インド、インドネシア、ベネズエラ、オランダ、フィリピンの7カ国から14人が参加した」と述べる。

 中国のハイブリッド米採種技術は進んでおり、人口10億人の食糧問題解決のために重要な役割を果たしている。江西省農科院水稲研究所はハイブリッド米の研究を全国で最も早く始めた機関であり、高い研究力を備えている。

 宜黄県は国際的なハイブリッド米採種研修基地であり、毎年世界各国の企業や管理機関の専門家が知識を学ぶために訪れている。

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