ノルウェーのブラウザ開発企業、オペラ・ソフトウェアと天音通信の合弁会社が中国市場向け新商品を間もなくリリースする。オペラ・ソフトウェアは先日、聯発科技(メディアテック)、展訊通信(スプレッドトラム・ コミュニケーションズ)と提携し、中国のミドルエンド、ローエンド携帯電話向けブラウザ市場でまずシェア拡大を図ることを発表した。オペラ・ソフトウェアはモバイルブラウザで世界をリードしており、最新版ブラウザ「Opera Mini 6.1」と「Opera Mobile 11.1」を先日リリースした。今年3月には中国の携帯電話販売大手・天音通信と新合弁会社を設立。登記資本金は1億3500万元で、天音通信がその67%にあたる9000万元を出資した。オペラ・ソフトウェアで中国エリアを統括する宋麟氏が合弁会社の責任者も務める。