2011年08月01日-08月05日
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陽光発電、卸電力価格を全国で統一

2011年08月02日

 国家発展改革委員会(発改委)は1日、各省・市・自治区の発改委及び物価局に対し、「社会の平均投資・運営コストに基づき、また太陽光発電所の入札価格及び中国の太陽エネルギー資源状況を参考にして、太陽光発電プロジェクト(入札プロジェクトを除く)の卸電力価格を全国的に統一する」とする通知を発布した。人民日報が2日に伝えた。

 具体的な規定内容は以下のとおり。

 2011年7月1日までに建設が認可され、2011年12月31日までに完成・稼動し、且つ発改委がまだ価格を決定していない太陽光発電プロジェクトの卸電力価格は1キロワット時あたり1.15元(税込み、以下同)とする。2011年7月1日以降に建設が認可された太陽光発電プロジェクト及び、2011年7月1日までに建設が認可されたが2011年12月31日までに完成・稼動しない太陽光発電プロジェクトに関しては、西蔵(チベット)で1キロワット時あたり1.15元の価格を継続するのを除き、その他の省(自治区・直轄市)では1キロワット時あたり1元とする。国家発展改革委員会は今後も投資・コストの変化、技術の進歩などに基づき、適時調整していく。

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