厳しい選抜を経た香港の「少年宇宙飛行士」30人が2日から北京や西昌で本当の宇宙飛行士の訓練を体験し、中国の宇宙飛行技術の発展を垣間見る。「中国新聞網」が伝えた。
体験キャンプの責任者である香港太空館の陳己雄館長によると、体験キャンプは7日間。少年らは北京飛行制御センターなど重要施設を見学するほか、中国の宇宙飛行士から宇宙飛行に関する説明を受けたり、本当の宇宙飛行士訓練を体験したりする。その後、西昌衛星発射センターに移動。国立天文台の密雲観測所、興隆観測所の見学も行う。密雲観測所は中国の宇宙飛行計画にとって重要な観測・制御基地。興隆観測所は国レベルの重要な観測所で、中国最先端の天体観測機器を備える。