西太平洋の共同科学調査実験研究の航海を続けていた中国の海洋調査船「科学1号」が4日、山東省青島市の青島大港に帰還した。今回の航海では、深さ6100メートルの潜水ブイを回収・設置。西太平洋の環流、伏流とそれが地球の気候に与える影響の研究に向けた基礎固めとなった。写真は4日、収集したデータを実験室に持ち帰って整理するため、科学調査設備を船から取り外す様子。中国共産党の機関紙「人民日報」が5日付で伝えた。