2011年09月05日-09月09日
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都市の1人あたり水使用量、10年間で3割減

2011年09月05日

 住宅都市農村建設部と国家発展改革委員会がこのほど行った節水型都市建設業務会議において明らかになったところによると、全国都市の1人あたり水使用量は、2000年には517.9リットル/日だったのが、2010には364.7リットル/日となり、10年間で約3割減少したことがわかった。また、都市の年間水使用量は基本的に500億立方メートル前後を維持しており、節水量は都市の年間給水量の10%を占めている。人民日報が5日に伝えた。

 会議ではこのほか、深セン、昆明など17都市が新たに「国家節水型都市」の称号を獲得し、節水型都市57カ所の市長が全国に向けて「節水型都市を建設し、人と水の調和を提唱しよう」と呼びかけた。住宅都市農村建設部と国家発展改革委員会が2001年より節水型都市建設活動をスタートして以来、これまでに全国23省(直轄市・自治区)の57都市が「国家節水型都市」の称号を獲得している。

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