中国は19日0時33分、西昌衛星発射センターからロケット「長征3号乙」を打ち上げ、通信衛星「中星1A」を予定軌道に投入することに成功した。新華網が19日に伝えた。
「中星1A」は中国衛星通信集団公司に所属する通信衛星で、中国航天科技集団公司所属の中国空間技術研究院が開発した。同衛星は音声、ラジオ・テレビなどの高品質なデータ転送サービスを提供することができる。
打ち上げに使われたロケット「長征3号乙」は中国航天科技集団公司所属の中国キャリアロケット技術研究院が開発したもの。長征ロケットによる打ち上げ回数はこれで146回となった。