2011年09月19日-09月23日
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アジア初、国際ソーラー住宅コンテストが山西省大同で開催

2011年09月23日

 国家エネルギー局の劉鉄男局長(国家発展改革委員会副主任)が21日に明らかにしたところによると、省エネ・ソーラー住宅の設計、技術などを大学間で競う国際コンテスト「ソーラー・デカスロン」が2013年、山西省大同市で開催されることとなった。同コンテストがアジアで開催されるのは今回が初めて。「人民日報」海外版が報じた。

 同コンテストは中国国家エネルギー局と米国エネルギー省が共同主催し、北京大学が実施する。「ソーラーエネルギー界のオリンピック」とも言われる同コンテストは2002年に米エネルギー省が発起し、これまでに米国と欧州で5回にわたり開催されている。

 大同市の耿彦波市長は開催都市のプレート授与式において、満足度の高いコンテストを開催することを約束したほか、「『石炭の都』と言われる大同市の、黒色産業から緑色産業、化石エネルギーから再生エネルギー、高炭素都市から低炭素都市への転換を促進していきたい」と述べた。

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