北京天文館が明らかにしたところによると、ドッキング目標機「天宮1号」は打上げ後、星と同じように地上から肉眼で確認することができるという。打上げが間近に近づき、多くの天文ファンたちが観測を楽しみにしている。同天文館はスタッフを外地に派遣して観測を行い、具体的な打上げ状況に基づいて観測の方角や方法などを発表するという。北京晨報が25日に伝えた。
天文館の朱進館長によると、打上げが昼間なら当日は観測できないが、打上げが夜なら、酒泉付近の人々はロケットの軌跡を見ることができる。打上げ当日は北京からは見ることができないが、打上げから1-2日が過ぎ、軌道と高度が固定された後は、北京からでも観測が可能となるという。朱館長は「天宮1号は肉眼でも確認できると思われる。星と同じような光る点に見えるだろう。打上げ後、観測の大まかな方位などの情報を発表していく」と語る。