中核集団・三門核電有限公司は23日、世界初となる「AP1000」型炉(中核集団三門原子力発電所1号ユニット)の圧力容器の組み立てが22日に完了し、同ユニットが重要設備の設置段階に入ったことを明らかにした。人民日報が26日に伝えた。
圧力容器は原発の「心臓」に例えられ、数万に上る原発の各設備のうち、最も重要な設備の1つだ。原子炉室の中心に設置され、炉心を外部と遮断し、支えるという役割を持つ。「AP1000」型炉の圧力容器は60年間の使用において安全を保証しなければならず、原発の最も重要な安全設備の1つだ。