25日の「中国極地科学学術年次総会2011」で、中国が独自開発した初の「南極巡天望遠鏡」が今年の第28次中国南極観測隊と共に南極へ運ばれ、太陽系外惑星や超新星の観測を行うことが明らかにされた。新華社のウェブサイト「新華網」が26日付で伝えた。 中国南極天文センター主任の王力帆教授によると望遠鏡は南京天文光学技術研究所が独自開発。有効観測口径50cmで、鏡筒の指向を柔軟に調整でき、10K×10KのCCDカメラを搭載している。現在江蘇省で総合テストが行われ、正常に機能している。