山東省平原県王廟鎮楼庄村近くの銀東直流送電網で17日午前、国家電網山東電力超高圧公司の作業員が世界初の±660kV級活線作業を順調に完了した。人民日報が18日に伝えた。
銀東直流送電プロジェクトは世界初の±660kV級送電プロジェクトで、国の「西電東送」(西部の電力を東部地域に送電する)プロジェクトの重要な一環。全負荷電力400万kWで、山東省の電力負荷の10分の1(青島市全体の電力負荷に相当)を占める、省外からの最大の送電網であり、「停止できない送電網」とされる。今回の活線作業により、送電を停止しての点検修理より1000万kWhの無駄を省き、540万元以上の経済効果が生じた。