2011年10月10日-10月14日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年10月10日-10月14日 >  中国、肝移植技術で世界をリード

中国、肝移植技術で世界をリード

2011年10月18日

 浙江大学医学部付属第一病院で先日「肝移植1千例記念式典および肝移植国際シンポジウム」が開催された。同院の肝移植センターは現在までに肝移植1031例(うち生体肝移植166例)の実施に成功している。術後の1年生存率は95.2%、3-5年生存率は70-80%に達する。肝腎同時移植では中国最長(12年以上)、膵(すい)腎同時移植ではアジア最長(17年以上)を達成している。これらは肝移植技術で中国が世界トップ水準にあることを示すものだ。「人民日報」海外版が17日に伝えた。

 シンポジウムでは中国臓器移植事業の開拓者の1人である同院の鄭樹森院長(中国工学アカデミー会員)が、米国の医学部で上位に名を連ねるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から、中国で初めて名誉教授(外科系)の称号を贈られた。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます