2011年11月07日-11月11日
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天宮1号と神舟8号の結合体、初の軌道維持に成功

2011年11月07日

 中国宇宙飛行制御センターが明らかにしたところによると、ドッキング目標機「天宮1号」と宇宙船「神舟8号」の結合体は11月4日11時37分、ドッキング後初となる軌道維持に成功した。現在、同結合体は高度343キロの円軌道上に位置している。中国新聞網が4日に伝えた。

 宇宙空間を飛行する宇宙機は、大気の抵抗を受けてその軌道がずれるため、軌道維持が必要となる。今回の任務では、2回にわたって軌道維持を実施する計画だ。2回目の軌道維持は、神舟8号を順調に帰還させるため、2回目のドッキング実験終了後に実施される予定。

 同センターの童斌チーフエンジニアによると、ドッキング完了後、2つの宇宙機はしっかりと連結し、飛行制御モードが結合体の制御モードへと転換する。ドッキング後は、天宮1号が結合体全体の姿勢と軌道制御を担当しているという。

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