2011年11月07日-11月11日
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欧州学術院会員に初の華人科学者

2011年11月08日

 アイルランド国立大学ダブリン校の孫大文教授が欧州学術院の新会員に華人科学者として初めて選出された。法制晩報が伝えた。

 孫教授は昨年、アイルランド王立アカデミー会員に選出されており、今回の選出により両アカデミーの会員を兼任する初めての華人となった。

 欧州学術院は英国ロンドンに本部を置く。世界で最も広範な地域・学術分野をカバーし、最も影響力の大きい科学機関の1つだ。

 孫大文教授は広東省潮州市出身の世界的に有名な食品科学、食品工学、バイオシステム工学専門家。華南理工大学で学士、修士、博士課程を修了。1995年にアイルランド国立大学ダブリン校から招聘を受け、同国初の華人終身教授となった。真空冷却加工肉製品などの分野で世界をリードする業績を上げている。

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