2011年11月21日-11月25日
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教育部:2年連続で就職率60%未満の専攻は学生募集停止へ

2011年11月23日

 中国では来年、680万人が大学を卒業する。今年より20万人増える計算だ。教育部は21日、来年度大卒生の就職難への対策について通達を出した。就職率が2年連続で60%を下回った専攻は学生募集を停止するとしている。新京報が伝えた。

 通達は、中小企業に大卒生の主要雇用口としての役割を発揮させ、中小企業と大卒生を結ぶ求人窓口の整備を進めるとしている。袁貴仁教育相は「都市・農村の末端、中・西部、中小企業への就職、および起業へと大卒生を力強く誘導する。大卒生の就職活動を支援するため、来年7月までに『全国大学生就職情報サービス統合システム』を普及させ、携帯電話やマイクロブログの活用を積極的に模索し、大卒生の求人・求職情報共有の仕組みを整備する」としている。

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