中国は11月30日早朝2時50分(北京時間)、リモートセンシング衛星「遥感13号」を載せた「長征2号丙」ロケットを山西省の太原衛星発射センターから打上げることに成功した。中国網が30日に伝えた。
同衛星は中国航天科技集団公司所属の上海航天技術研究院が開発・製造したもので、主に科学実験や国土資源調査、農作物の作柄評価、防災などの分野で使用され、中国の国民経済発展に向け、積極的な役割を果たすことが期待される。
今回の打上げに使われたロケット「長征2号丙」は中国航天科技集団公司所属の中国キャリアロケット技術研究院が開発したもので、長征シリーズのロケットによる打上げは今回が152回目となる。