2011年12月05日-12月09日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年12月05日-12月09日 >  中国の風力発電、5年連続で総設備容量が倍増

中国の風力発電、5年連続で総設備容量が倍増

2011年12月05日

 中国国家電力監管委員会が先日発表した「風力発電安全監督報告2011」によると、2011年8月末時点で稼働中の風力発電所は中国全土に486カ所あり、総設備容量は3924万キロワットに達する。内蒙古自治区、河北省、甘粛省、遼寧省、吉林省、山東省、黒竜江省、江蘇省、新疆ウイグル自治区の9省(自治区)は設備容量が100万キロワットを超える。人民日報が5日伝えた。

 中国の風力発電産業は近年急成長を続けており、第11次五カ年計画の間、総設備容量は5年連続で倍増し、世界最大の風力発電大国となった。2010年の風力発電量は前年比78.9%増の494億キロワット時で、総発電量の1.17%を占めた。全国風力発電平均利用時間は2047時間に達した。2011年前半では風力発電量は前年同期比81.1%増の429億キロワット時で、全国の一定規模以上の発電所の発電量の1.94%を占めた。全国風力発電平均利用時間は1252時間に達した。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます