2011年12月19日-12月23日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年12月19日-12月23日 >  中国初の空母、3度目の試験航海を開始

中国初の空母、3度目の試験航海を開始

2011年12月22日

 中国の空母が21日午後、3度目の試験航海を開始した。同日の大連海事局の航行警告によると、今回の試験航海は9日間に渡り実施される予定だ。人民網が22日に報じた。

 大連海事局が発表した航行警告によると、黄海北部は12月21日8時から12月29日10時まで、船籍「OC30000-5#」の空母が周辺海域で試験航海を実施するため、その他の船舶の進入が禁止となる。

 発表された航行範囲によると、同海域は大連南東の黄海海域に位置する。

 1度目、2度目の試験航海の際に、中国国防部新聞事務局は公式な情報を発表したが、今回は情報の公表がなかった。空母の試験航海が常態化しており、海外も理性的な観点を示している。

 国際的な慣例に基づくと、空母の試験航海には膨大な期間が必要とされ、現在は依然として基礎段階である。

 ▲空母試験航海の流れ

 8月10日早朝、中国初の空母が初の試験航海を開始し、8月14日午前に帰港した(計5日間)。11月29日午前、空母が2度目の試験航海を開始し、12月11日に帰港した(計13日間)。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます