2011年12月19日-12月23日
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中国、今年最後の19回目となる打上げを実施

2011年12月23日

 中国は山西省太原衛星発射センターで22日11時26分、衛星「資源1号」02Cを搭載したロケット「長征4号乙」の打上げに成功した。今回の打上げは中国にとって今年最後の打上げであり、今年通年の打上げ回数は計19回となった。人民日報が23日に伝えた。

 関係者は「中国の今年の打上げ回数は史上最多となった。多くの任務が同時進行で進められ、高密度の打上げが常態化した。中でもドッキング目標機『天宮1号』と宇宙船『神舟8号』のドッキングが成功したことで、中国の宇宙製品開発水準が向上し、打上げ・観測制御能力が増強されたことが示された。中国の宇宙事業は今、安定的かつ急速な発展時期に突入している。来年、中国は有人ドッキングを計画しているほか、さらに20基あまりの衛星を打ち上げ、宇宙産業化発展を推し進め、国家科学技術の進歩と経済建設に役立てていく」と語る。

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