2011年12月26日-12月30日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年12月26日-12月30日 >  中国3Gユーザー数が1億1800万件に、低・中価格のスマホに注目

中国3Gユーザー数が1億1800万件に、低・中価格のスマホに注目

2011年12月27日

 チャイナ・ユニコム(中国聯通)が26日に開催した、「新定義1000元スマートフォン4.0シリーズ新製品発表会」で発表されたデータによると、中国の3Gユーザー登録件数は11月現在で1億1800万件に達した。2012年には2億3000万件に達し、低・中価格のスマートフォンが高度成長期に入る見通しだ。チャイナ・ユニコムは、産業チェーンの各方面と提携して「新定義1000元スマートフォン(1000元=約1万2000円)」の推進を強化し、3G携帯端末を一般家庭に進出させると表明した。新華網が報じた。

 モバイルインターネットの普及で重要となってくるのは、スマートフォンだ。今年より、モバイルインターネットの応用は、市場ニーズを力強くけん引している。チャイナ・ユニコムの周友盟営業部総経理は、「11月現在、全世界の3Gユーザーは13億件に迫り、うち中国は1億1800万件に達した。当社の3Gユーザーは11月に338万件増加し、計3653万件に達した」と述べたほか、「中国の携帯電話ユーザーのうち、90%は2000元(約2万4000円)以下の携帯電話を、63%は1000元以下の携帯電話を使用しており、低・中価格のスマートフォンが高度成長期に入っている。2012年、1000元クラスのスマートフォンの市場規模は、9000万台に達する見通しだ」とした。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます