2011年12月26日-12月30日
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月探査衛星「嫦娥3号」の開発で重要な進展

2011年12月30日

 29日に行われた2012年国防科技工業工作会議で明らかになったところによると、中国の月探査計画第2期プロジェクトとなる「嫦娥3号」の任務ではこのほど、月面着陸機のホバリング・障害物回避および減速・下降のテスト、月面車の総合テストおよび屋内外でのテストなど、各種テストが実施された。技術方案の検証が行われ、プロジェクトの開発は重要な進展を得た。「人民日報」海外版が伝えた。

 月探査計画第2期プロジェクトの主な目標は月面への軟着陸と月面探査で、嫦娥2号、3号、4号の打ち上げ任務が含まれる。中でも嫦娥3号の任務は重要であり、月面軟着陸、月面探査、月面での生存、深宇宙の観測・通信と遠隔操作、ロケットによる月遷移軌道への直接投入などのキーテクノロジーで飛躍を遂げ、中国初となる地球外天体の直接探査を目指す。

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