2012年01月02日-01月06日
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中国の家電、今年は「スマート・クラウド時代」に突入

2012年01月04日

 2012年が到来した。中国の家庭用電化製品は今年、どのような変化を迎えるのだろう?中国電子映像業協会秘書長の白為民氏は昨年12月29日、「中国の家電はスマート時代・クラウドコンピューティング・三網融合(電気通信、ラジオ・テレビ放送、インターネットの3つの ネットワークを統合)という3つの背景に後押しされ、端末のスマート化・カスタマイズ化などの技術が結集する『スマート・クラウド時代』に突入するだろう」との見方を示した。消費者はまさに「騰雲駕霧(雲や霧に乗って空を飛ぶ)」のライフスタイルを体験することができるようになる見通しだ。科技日報が伝えた。

 白秘書長は以下のように述べた。

 中国は今や世界最大の家電市場、世界最大の生産製造国となった。家電製品は現在、モデルチェンジの時期を迎えており、中国は2011年に「チップ不足・ディスプレイ不足」という歴史に幕を閉じた。家電製品は2012年、スマート端末技術にけん引され、消費者にスマート化されたライフスタイルをもたらすだろう。

 クラウドテレビは、スマートテレビ、3Dテレビ、LEDバックライトテレビに続く、テレビ市場の注目製品であり、スマートテレビの次なる「ブルー・オーシャン」でもある。

 3D立体視技術はますます成熟し、裸眼3D技術は今後、スマート端末の発展すう勢となるだろう。また、3Dホームシアター、3Dゲームなども期待される。

 各種のデジタル端末製品は、最新かつオリジナリティーあふれるソフトウェア・ハードウェア・部品・技術などが結集し、様々なサイズのスマートフォン、タブレットPCがハードウェアスペック・UIアプリケーションなどの面で競争を繰り広げるだろう。アップル帝国も依然として魅力にあふれている。iPad、iPhoneおよびそこから派生した無数のデジタル製品は人々の娯楽方式を大きく覆した。

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