国家インターネット応急センター(CNCERT)が17日に明らかにしたところによると、昨年12月、中国のインターネット状況は全体的に安定しており、大きなネットワークセキュリティ事件は発生しなかった。しかし、国内で改ざん被害に遭ったサイト数がやや増えており、被害に遭った政府系サイトは163サイトに上った。「人民日報」海外版が18日に伝えた。
同センターは昨年12月における中国インターネットセキュリティ状況のモニタリング結果について、「インターネットセキュリティ環境面を見ると、中国国内で悪意あるコードに感染したホストの数と、新たに発見された情報システム脆弱性の数は前月比で減少し、安全体制が好転した。一方で、国内で改ざん被害に遭ったサイト数がやや増えている。データによると、昨年12月、国内で改ざん被害に遭ったサイト数は2016サイトに上り、国内でウイルスに感染した端末数は約394万件にのぼった」とした。