工業情報化部がまとめた統計データによると、昨年末現在、中国の3G(第3世代移動通信システム)利用者は1億2800万件、3G投資は累計4556億元に達し、3Gの営業を許可した当初に確定した3年計画が基本的に完了したという。人民日報系の北京紙「京華時報」が18日伝えた。
同データによると、2011年末現在、中国の3G利用者は1億2800万件、うちTDネットワーク利用者は5121万件で3G利用者全体の約40%を占めた。中国電信(チャイナ・テレコム)の3G利用者は3719万件、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は4002万件。基地局の数は81万4千局に達し、うちTDネットワーク対応が22万局となっている。中国電信の3G基地局は26万9500局、中国聯通は32万4500局。3G関連投資は累計4556億元に達した。
同部によると、2009年1月に通信キャリア3社に3G営業許可証を発行してから現在までの3年間で、3Gは発展を遂げ、関連投資や基地局の規模は各社の3年計画の目標が達成され、3G利用者についても発展目標が基本的に達成されたという。