2012年01月16日-01月20日
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船舶の試験航海中に船体が傾斜 原因は調査中

2012年01月19日

 このほど、一部メディアで「武昌船舶重工有限責任公司・南通基地で試験航海を行っていた船舶が埠頭に入ろうとしたところ、低レベルの操作ミスにより船体が折れ、沈没した」との報道があった。人民日報が19日に報じた。

 これを受け、同公司の劉鄭国報道官は18日、「同船舶は船体が傾斜だけで沈没はしていない」として報道を否定。「救助作業が引き続き行われている」とした。同氏によると、同公司は中国船舶重工集団に所属する企業で、事故があった船舶は進水後に傾斜し、傾斜角度は12?13度に達した。当時、船舶は岸の近くに位置していたため水深が浅く、船底が川底に着いたが、沈没はしていない。事故の具体的原因については現在調査中という。

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