2012年02月01日-02月03日
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裸眼で見られる3Dアニメの立体表示技術を開発 福建

2012年02月03日

 福建省の福州アニメ漫画ゲーム産業基地に位置する福建神画時代デジタル動画有限公司が開発した立体表示技術を使えば、専用の眼鏡をつけなくても3Dアニメが見られるようになる。人民日報海外版が伝えた。

 福建神画時代デジタル動画有限公司はこのほど、裸眼で見られる3Dアニメの立体ディスプレイ技術を自主開発した。世界をリードするこの技術は2010年に行われた中国国際映画テレビアニメ漫画著作権保護・貿易博覧会で発表され、注目を集めた。現在同社の製品は既に世界20カ国・地域で発売されている。

 福州のアニメ漫画・ゲーム産業は模索の時代を経て、発展、大規模化を果たし、生産高は持続的に増加している。うち、オリジナルアニメとゲームの生産量、品質は全国トップ10入りを果たした。

 現在福州市で2D・3Dアニメ、Flash、漫画の出版、オンラインゲーム、モバイルアニメ(ゲーム)などの制作に従事する企業は約80社に達し、従業員は1万人を超えている。

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