中国国家海洋局北海予報センターは2日、渤海および黄海北部の海氷監視測定を実施した。渤海の海氷面積は2万7433平方キロメートルに達し、渤海総面積の3分の1を上回った。新華社が伝えた。
同センターは、リモート・センシング衛星、レーダー、陸岸による観測データ資料を総合的に分析した。その結果、渤海と黄海北部の海氷は2日も拡大を続け、両海域の海氷面積は3万5233平方キロメートル、うち渤海の海氷面積は2万7433平方キロメートルに達したことが明らかになった。
予測では、黄海と渤海の海氷状態は今後3日間でやや緩和する見込み。遼東湾浮氷の最大外縁線は65海里から75海里、普通の氷厚は10センチメートルから20センチメートル、最大氷厚は40センチメートル。渤海湾と莱州湾の浮氷の最大外縁線は10海里から20海里、普通の氷厚は5センチメートルから10センチメートル、最大氷厚は渤海湾で20センチメートル、莱州湾で15センチメートル。