国家測量地理情報局のウェブサイトが伝えたところによると、同局の衛星測量応用センターはこのほど、測量衛星「資源3号」によって撮影された初の国外画像データを発表した。この画像は中国独自のオンライン地図サービス「天地図」の作成に用いられる。深セン特区報が23日付で伝えた。
発表された画像はメキシコ・トルーカ地区のもので、範囲は西経99.40度から100度、北緯18.90度から19.45度。画像の一部は雲で覆われている。
「資源3号」は「天地図」作成のため、これまでに遼寧省大連、浙江省銭塘江、内蒙古自治区オルドスなどを含む約1万平方キロメートルの高解像度画像を提供している。今後も「資源3号」のカバー範囲拡大に伴い、絶えず最新の高解像度画像を提供していく。