2012年02月20日-02月24日
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チャイナ・モバイル、成都に最大規模のデータセンターを設立

2012年02月23日

 投資総額約60億元(約750億円)の中国移動(チャイナ・モバイル)西部データセンターが成都市に設立された。成都センターは同社の華中・西部地区インターネットデータセンター(IDC)として、IDCからの委託業務を推進し、同時に四川省のネット集約型IT支援プラットフォーム、コアネットワーク、業務プラットフォームの需要を満たす。新華網が23日報じた。

 計画によると、同センターが予定している敷地面積は400ムー、マシンルームは19万平方メートルに達し、2019年に全面的に竣工し稼働開始すると、2万5000個のラックサーバの管理が可能となる。同プロジェクトと、このほど契約締結されたチャイナ・モバイル西部クラウドコンピューティング拠点が形成するIDCサービス能力は、現在の成都IDCサービス能力全体の12倍以上に達する。フル稼働後、専門技術を持つ技術者数は14万人以上に達し、インターネットおよびクラウドコンピューティング産業クラスターの規模は900億元以上(約1兆1250億円)に達する。

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