中国製の110インチ3D液晶パネルの登場は、中国8.5世代液晶パネル技術が成熟したことを示す。しかし新たな段階に突入した中国パネルメーカーは困難な課題に直面しており、パネル技術の特許取得や産業のアップグレードが待たれる。北京商報が23日付で報じた。
TCLが22日発表した情報によると、傘下企業の華星光電が、110インチの画素数4倍ハイビジョン3D液晶パネルを開発した。商品名は「中華之星」。TCLの関係者は、「同製品は8.5世代である。当社は大サイズ液晶パネル分野のボトルネックを解消し、将来的に商用製品の開発に取り組む」と語った。