2012年02月20日-02月24日
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昨年の中国通信産業10大流行語:トップはミニブログ

2012年02月24日

 工業情報化部電気通信研究院は北京で23日、ICT(情報技術)発展情勢に関する報告会を開催し、「中国通信産業10大流行語」を発表した。10大流行語には中国通信業界で昨年注目を集めたホットな単語が並んだ。科技日報が24日付で報じた。

 報告会では、中国工程院の障コ賀銓院士ら専門家が、ICT産業に立脚し、通信とインターネットに焦点を当て、▽業界の発展▽ブロードバンドワイヤレスモバイル通信▽インターネット▽次世代ネットワーク▽通信の監督管理▽法律法規▽産業と政策▽ネットワークと情報セキュリティ--の8大分野における昨年の研究成果を紹介。回復期を迎えた通信業界の実績と今後の課題について討論を行い、LTE・次世代ネットワーク・モバイルインターネットなどの技術や業務において注目される最新の変化について検討し、ネットワーク情報セキュリティの新たな特徴と現状を評価し、運営市場・設備市場・サービス市場の競争状況を総括し、産業と監督管理政策の進展と効果を明らかにし、ICT業界の法制度の変化・発展について分析した。

 2011年の中国通信産業10大流行語は以下のとおり。

 (1)微博(ウェイボー、ミニブログ)
 (2)モバイルインターネット
 (3)クラウドコンピューティング
 (4)スマートフォン
 (5)TD-LTE(中国の準4G規格)
 (6)ブロードバンド中国(通信速度の向上や設備普及を目指す戦略)
 (7)eコマース
 (8)ネットワークと情報セキュリティ
 (9)三網融合(電気通信網、ラジオ・テレビ放送網、 インターネット網の融合)
 (10)モノのインターネット

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