在中国イギリス大使のセバスチャン・ウッド卿は国際摩擦学理事会を代表し、2月27日に在中国イギリス大使館で、摩擦学の世界最高賞とされる2011年度の「摩擦学金賞」を、中国工程院院士、中国科学院蘭州化学物理研究所学術委員会主任の薛群基氏に授与した。科技日報が29日報じた。
イギリスの機械技術者協会は祝辞の中で、「薛氏はこの40年間で最も傑出した、最も影響力を持つ摩擦学者の一人である」と述べ、薛氏の功績をたたえた。設立された固体潤滑剤国家重点実験室は、コスト、エネルギー消費、摩擦、摩耗を効果的に低減し、工業設備の信頼性等を高める上で画期的な貢献を成し遂げ、空間科学における傑出した研究により高い評価を得た。