中国資源衛星応用センターが明らかにしたところによると、昨年末に打ち上げられた地球観測衛星「資源1号02C」の軌道上での試験は順調に行われている。専門家によると、衛星から送られた画像の質は、国外の同タイプの衛星とほぼ同水準に達しているという。人民日報が19日付で報じた。
「資源1号02C」と民用立体測量衛星「資源3号」はそれぞれ2011年12月22日と2012年1月9日に打上げられた。中国資源衛星応用センターは、これらの衛星の地上処理システム構築を担当するほか、衛星から送られたリモートセンシング画像の処理にも成功している。
「資源1号02C」は中国の国土資源の調査・観測を専門とする衛星で、解像度2.36メートルの高解像度カメラ2台およびマルチスペクトルカメラを搭載している。「資源3号」は中国初の高解像度立体測量衛星で、立体マッピングカメラおよび解像度5.8メートルのマルチスペクトルカメラを搭載している。