レノボは10日、公式サイトおよびショッピングサイト京東商城にて、同社初となるスマートTVの販売を開始した。北京晩報が報じた。
発売されたのは、42インチの「K71」と55インチの「K91」の2機種。いずれもAndroidシステム搭載で、ネットに接続してニュースを読んだり、ミニブログを投稿したり、ネットで映画を見たり、ゲームをダウンロードして遊べるほか、音声認識や顔認識などの機能も備えている。
中国国内におけるスマートTVの需要は大きい。中国電子商会の陸刃波副秘書長によると、昨年の中国フラットテレビ需要は3800万台、うちスマートTVの需要は400万台で全体の約15%を占めた。今年の中国フラットテレビ需要は4200万台に達し、うちスマートTVの需要は800万台で20%を占める見込みだという。