2012年05月01日-05月04日
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中米の科学技術協力、全人類に利益

2012年05月02日

 第14回中米科学技術協力連合委員会が1日午前、北京で開幕し、胡錦濤国家主席が次のような祝賀の手紙を寄せた。

 「連合委員会の開催に対し、心より祝賀の意を表明する。また中米の科学技術協力に尽力する科学技術者に親しみを込めて挨拶の意を表し、中米関係の発展に貢献する全ての友人に、心からの感謝の意を表明する。

 現在の世界において、科学技術の進歩は歴史上のいかなる時期よりも経済発展、社会進歩、人々幸福に大きな影響をもたらしている。中米両国は、科学技術が経済社会の発展において最も活力がある革命的な要素であると認識し、科学技術のイノベーションを高く重視し、積極的に科学技術協力を推進していく。現在、科学技術協力はすでに中米関係発展を推進する上で重要な力となり、両国の人文交流の重要な一部分となった。中米両国が平等、互恵、ウィンウィンの精神で科学技術協力を展開することは、両国の科学技術発展を加速するだけでなく、世界の科学技術の進歩を促し、全人類に利益を与えるだろう。」

 劉延東国務委員は1日午後、連合委員会に出席して上述の手紙を読み上げたほか、米国のジョン・ホルドレン大統領科学技術補佐官率いる米国側代表団と面会した。面会終了後、劉国務委員は中米科学技術協力プロジェクトの調印式典に出席し、講話を発表した。

 開幕式は科技部の万鋼部長とホルドレン氏が司会を務め、中米両国の関連部門責任者および米国のロック駐中国大使らが出席した。

 中米科技協力連合委員会は「中米科学技術協力協定」に基づいて設立された中米政府間機関であり、2年に1度、両国で順番に開催されている。新華社が1日に報じた。

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