世界的物理学誌「Physical Review Letters」最新刊にニュートリノ実験物理学に関する中国の論文が掲載された。中国の大亜湾ニュートリノ実験室が第3のニュートリノ振動を初めて観測し、ニュートリノ物理学の一里塚と見なされているのだ。中国広播網が3日付で伝えた。
新たなニュートリノ振動に関する研究は大亜湾ニュートリノ実験室、フランス、韓国がほぼ同時に行った。中国科学院高エネルギー研究所は独自研究を堅持し、優れた実験計画を定めた。だが昨年11月中旬、フランスチームが部分的な実験結果を発表。大亜湾チームは実験計画を思い切って改め、実験データの収集と分析を効率的に完了し、ついに世界に先駆けて研究成果を発表した。
この成功によって中国の研究チームはその革新能力で世界の尊重を勝ち取り、世界の高エネルギー物理学界に見事なデータを示した。