中国は5月6日午後3時10分、酒泉衛星発射センターからキャリアロケット「長征2号丁」を使って人工衛星「天絵1号02星」を打ち上げ、予定の軌道に投入した。人民日報が7日に報じた。
「天絵1号02星」は中国航天科技集団公司傘下の航天東方紅衛星有限公司が開発したもので、主に科学研究、国土資源調査、測量製図など、多分野の科学試験に用いられる。衛星が取得したリモートセンシング情報や実験結果は、中国の科学研究および国民経済建設に向け、積極的な役割を果たすこととなる。
キャリアロケット「長征2号丁」は中国航天科技集団公司傘下の上海航天技術研究院が開発したもの。今回の打上げは長征シリーズのロケットにとって161回目となる。