環境保護部は24日、「大気品質新標準・第1段階モニタリング実施方案」を発表した。方案によると、全国74都市は10月末までにPM2.5の「国設モニタリング地点(注)」でモニタリング試行をスタートし、12月末までにモニタリング結果を公表しなければならない。新京報が報じた。
これら74都市には北京、上海などの直轄市のほか、京津冀地区(北京市、天津市、河北省からなる地域)・珠江デルタ・長江デルタの三大都市群の一部都市、各省都などが含まれる。
74都市は今年10月末までに試験的なモニタリングをスタートし、12月末までに新しい「大気品質標準」の要求に基づいたモニタリング、およびデータ公表をスタートする。なお、条件の整った都市は、前倒しで実施することが奨励されている。
旧標準で規定された二酸化硫黄、二酸化窒素、PM1.0の他に、新標準ではPM2.5、オゾン、一酸化炭素のモニタリングが加わった。これら6項目のモニタリング指標について、それぞれ▽1時間毎の濃度▽1日の平均濃度▽大気品質評価指数▽モニタリング地域??を公表しなければならない。
注:「国設モニタリング地点」のデータは、審査のために環境保護部に提出することが義務付けられている。「市設モニタリング地点」のデータは提出する必要がない。