「ネットワーク空間におけるセキュリティ:中国と世界」がテーマの国際シンポジウムが28日、北京で開幕した。同シンポジウムは2日間にわたって行われ、欧州委員会元委員長・イタリア元首相のロマーノ・プローディ氏、スイスのサミュエル・シュミット元大統領らを含む、20カ国あまりの代表80人余りが参加する。人民日報が29日に報じた。
中国国際戦略学会と香港陳復生基金が共催する同シンポジウムは、ネットワーク空間のセキュリティ問題に対する戦略的研究を深め、ネットワーク空間のセキュリティを維持するための効果的な対策、およびこの問題をめぐる国際社会の協力をいかに強めるかについて検討することが目的。中国人民解放軍の馬暁天・副総参謀長は開幕式で「ネットワーク空間のセキュリティ問題に注目、調和の取れたネットワーク世界を構築する」と題する基調演説を行った。