中国インターネット情報センター(CNNIC)が招集する「2012年中国IPアドレス割当連盟サミット」がこのほど、広東省珠海市で行われた。中国科学院、広東・浙江省インターネット協会などの主管機関および、アジア太平洋ネットワーク情報センター(APNIC)、連盟の各代表が出席し、IPv6の大規模展開に向けた手配、商用化などの問題をめぐり話し合いと検討を行った。
専門家によると、中国のIPv4アドレスはすでに将来的なネットワーク発展の要求を満たせなくなっており、IPv6の普及加速は必然的な流れだという。
サミットではこのほか、CNNICの発起により、IPv6開放交換・応用検証センターが設立された。同センターは無料でIPv6試験接続、応用検証、IPv6技術コンサルティング・研修サービスなどを提供する。人民日報が11日に報じた。