7000メートル級潜水に挑戦する有人潜水艇「蛟竜号」の2回目潜水試験は、もともと18日に予定されていたが、潜水艇主油圧源のオイルパイプから漏えいが発生したため、北京時間19日早朝5時からに延期された。科技日報が19日に報じた。
現場指揮部が明らかにしたところによると、2回目の潜水では水深7千メートル以下まで到達することはなく、約6900メートルを目標とする。今回はサイドスキャンソナーを使っての地形調査を予定しているため、潜水地点には地形に起伏がある場所が選ばれ、試験海域の中心から北東にずれた地点となった。3人の乗組員は海底で作業を行い、潜水艇のコントロール、水中音響学、生命維持システムなどを検証するほか、潜水艇の修理の成果を点検する。作業時間は10時間。