第27回海洋科学調査を実施中の調査船「海洋6号」は、グアムでの5日間にわたる燃油・食糧補給および乗組員交代・休憩を終え、北京時間8日午前9時にグアム・アプラ港から出発した。同船はこれから西太平洋海山区へと向かい、45日間にわたる第2段階調査任務を行う。科技日報が報じた。
「海洋6号」は昨年9月の第23回海洋科学調査の際にも補給のためにグアムに停泊している。
今回の停泊では、事前の準備が十分であったことから、燃油と食糧の補給はわずか2日間で完了したものの、埠頭の淡水パイプラインが汚染されていたために、淡水の補給はできなかった。船長の孫雁鳴氏は「まだ100トン分の飲用水が残っており、比較的余裕がある。海上での生活用水は脱塩水を利用する。造水装置を使えば1日あたり10トンの水を生産することができるため、需要は基本的に満たせる」と語る。