2012年07月16日-07月20日
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国内初 太陽光発電利用の新エネルギーバスがラインオフ

2012年07月19日

 黒竜江省チチハル市にある竜華汽車有限公司の生産ラインで18日、同公司の新エネルギーバス22台がラインオフした。科技日報が報じた。

 今回ラインオフしたのは同社が自主開発したハイブリッドバスで、▽天然ガスと電気のハイブリッドバス▽CNGバス▽太陽光発電を利用した電電ハイブリッドバス??の3車種。うち、電電ハイブリッドバスは、国内初の太陽光発電技術を利用した新エネルギーバスであり、黒竜江省天成運業集団有限公司などのバス運営会社で使用される。

 これらのバスは長さ8?12メートルと大きく、最大定員は100人。高効率、省エネ、エコな駆動システムを採用し、先進的な動力性能と、経済性を併せ持つ。電電ハイブリッドバスは太陽エネルギーとリチウム電池によるエネルギー供給方式により、航続距離が約35%増加、車両コスト・使用コストが下がった。

 同日、「中国新エネルギー車発展の持続可能な道を模索する」がテーマの中国国際新エネルギー車発展サミットフォーラムが行われ、専門家らが新エネルギー車の発展の現状、コア技術、運営などの問題を巡り討論を繰り広げた。

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