ロンドン五輪のメダルは、夏季五輪史上で最も重いメダルだ。最近の金銀価格の高騰により、その価値も史上最高だという。科技日報が伝えた。
メダルは英国出身の芸術家デビッド・ワトキンス氏がデザインしたもので、原料となる金属は、資源大手のリオ・ティントがユタ州ソルトレイクシティで運営するケネコット・ユタ・カッパー鉱山と、モンゴルのオユ・トルゴイ鉱山で産出された。鋳造はウェールズの英王立造幣局で行われた。
メダルの直径は85ミリ、厚さは7ミリ、重さは375-400グラム。うち、金メダルには金が1.34%、銀が92.5%、銅が6.16%含まれ、銀メダルには銀が97.5%、銅が7.5%含まれ、銅メダルには銅が97%、その他の金属が3%含まれる。科技日報が報じた。