黒竜江省で開催中の国際ヒューマノイドロボットオリンピックで30日、第1回国際ロボットダンスコンテストが行われた。帽子やドレスを身につけた4体のかわいらしいロボットがダンスを披露し、コンテストの幕が開けた。同コンテストには、中国、ロシア、中央アフリカ、メキシコなど各国の中学・高校・大学30校の学生が参加した。科技日報が報じた。
ロボット技術と伝統文化技術を融合させたロボットダンスコンテストは、ヒューマノイドロボットオリンピックのハイライトの1つ。ロボットによるダンス競技は今大会で初めて正式種目となった。同競技は中国人工知能学界ロボットサッカー工作委員会が主催し、黒竜江省富錦市党委員会、市政府が協賛するもので、ロボットの重要技術の開発を促進し、伝統芸術に新たな活力を注ぎ込むことが目的。
優勝したロボットは、今年10月に杭州で行われる第2回人工知能博覧会でもダンスを披露する。