工業情報化部が指導し、科大訊飛、聯想(レノボ)、華為、長虹、上海汽車、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)など19企業が共同発起する中国音声産業連盟が1日、北京で設立された。科技日報が報じた。
インテリジェント音声技術は、人が情報を取得し、交換する上で最も自然かつ便利な手段の1つだ。音声技術は社会生活において幅広い応用の可能性を秘めているだけでなく、通信情報セキュリティ・民族文化の普及など、国の核心的価値に関わる分野でも重要な応用価値を持っている。
中国の音声技術大手・科大訊飛を代表とする中国企業は近年、音声技術および産業の飛躍的発展を実現、中国音声産業のイノベーションを加速させてきた。
国家戦略性新興産業の1つであるインテリジェント音声産業は、中国が知的財産権を掌握し、かつ世界トップレベルの技術を持つ数少ない情報産業分野の1つだ。
中国音声産業連盟は今後、産業資源を全面的に統合し、健全な産業体系を構築し、音声および言語産業の急速な発展を推進し、「産学研用(企業・大学・研究機関・実用化)」提携による、スマート音声分野のプロジェクト協力、技術交流、イノベーション、人材育成プラットフォームの構築を推進する。
工業情報化部はこのほか、安徽省と「安徽省音声産業発展の共同推進に関する協力覚書」を締結した。