中国北車集団唐山軌道客車有限責任公司が独シーメンスから受注した高速列車の大型部品が、天津港で順調に船積みされた。中国製の高速列車の大型部品が、欧州の先進国に輸出されるのはこれが初となる。京華時報が伝えた。
車両技術はかつて、中国高速鉄道が海外から導入する9大重要技術の一つだった。それから数年間の消化吸収とイノベーションを経て、中国は高速列車のコア技術の欧州輸出を実現した。
合意内容によると、唐山軌道客車有限責任公司は8本(10両編成)のアルミ合金車両、および40両の中間車の基本構造を、今年中に完成させる(総額1155万ユーロ)。これらの部品には、床板構造・基本構造・側外板・屋根・根板が含まれる。