ブラジル南部のイグアスで6日、第16回世界食品科学工学会議が開幕した。同日、食品界の「アカデミー賞」とされる「世界食品科学工学賞」が発表され、中国企業3社を含む各機関が受賞した。新華社が報じた。
同会議は国際食品科学工学連合(IUFoST)が主催する国際会議で、2年に1度開催され、食品界のオリンピックとも称される。
今会議のテーマは「食品科学工学を通じ、世界的な食の安全・食の健康問題を解決する」。会期は4日間で、40カ国あまりから各界の代表3千人あまりが出席し、報告、学術セミナー、企業家フォーラムなどを通じ、世界の注目を集める食品問題について話し合いを行う。
今会議ではまた、中国食品科技学界副理事長の饒平凡氏が国際食品科学工学連合の新理事長に就任する予定。