山東高速集団によると、世界最長の海上橋・膠州湾大橋(青島海湾大橋)は昨年6月の開通以来、車両通行台数は安定的に増加し、開通から1年間で通行した車両はのべ510万2千台に上った。新華社が報じた。
同橋は中国北部の結氷海域における初めての超大型橋梁であり、済青高速南線と接続する。全長は36.48キロで、世界最長の海上橋だ。同橋の開通により、青島市から黄島間のルートが約30キロ短縮された。
山東高速集団によると、昨年6月30日の開通から今年6月30日にかけ、通行台数は安定的に増加した。統計によると、通過台数は入口台数のべ249万6100台、出口台数のべ260万5900台で、計510万2千台。1日あたりの通行台数は1万3900台、1日あたりの最高は3万1000台だった。重量車は93万1100台で、通行台数全体の18.25%を占めた。
同橋の完成により、青島の東西両岸が膠州湾に隔てられていた状況が解消され、青島西側の「西海岸ニュータウン」が台頭しつつある。
同橋は2011年にギネス記録(世界一長い橋)を取得、米「フォーブス」誌の「世界で最も優れた橋」ランキングにもランクインした。